荒波怪人センギョーマル
▽設定
元は人里離れた漁村に住む魚人一族の末裔。
代々漁師の家系だったが、いろいろあって裏社会へ進出。以後は魚の小骨取りからヒーロー抹殺まで何でもこなす仕事人として転身を遂げる。
善悪への頓着がない豪快な性格だが非常に義理堅く、一度引き受けた仕事を投げ出すことは決してしない。
また、船上・海中を問わずあらゆる漁法に精通しており、獲物を仕留めるためには手段を選ばない狡猾な一面も併せ持つ。
全身を覆う鱗は深海の水圧を物ともしない頑強さを誇り、本人曰く「ダイヤモンドなんて目じゃねえくらいカッチカチぜよ!」。
『ワセダの銛』と呼ばれる巨大な三叉槍を武器とするが、早稲田大学との関連性については謎。
右胸には異界の海へと通じる穴が空いており、かつては獲物を生きたまま保存しておく水槽の役割を果たしていた。現在ではその海に恐るべき水棲怪獣を住まわせ、切り札として育てているというが…?
逆鱗魚兵 大漁センギョーマル
生命の危機に瀕したセンギョーマルが、より戦闘に適した姿へ肉体を変貌させた強化形態。
戦闘力の飛躍に伴う凶暴化で、理性を失い、外敵を徹底的に排除する「戦闘マシーン」と化している。